ゲーセンの空気

ブログ的なやつ

ゲームセンターって行ったりします?
年齢などもあるだろうし、最近のゲームやるものがないんですよー!みたいな物もあると思うんですよ。
東京都内の話を交えつつ、そんなゲーセンの話。

東京の高田馬場にあるミカドと言うゲーセン。
ここには、レトロゲームが多く列び、かつ対戦格闘ゲームが新旧含めかなりの数がある為、本当に昔からのゲーマーも集まっているゲーセンなんですけども。
あそこは行く度になんていうか。特殊な空気を感じるんですよね。
なんていうか。もちろんないですよ?ないんですけど。昔のゲーセンにあった対面から灰皿投げつけられそうな。
そんな素敵ななんともいえないノスタルジックな空気が流れてるんですよね。

最近のゲームセンターは言うと「アミューズメント施設」になっているんですよね。
一つ一つのゲームの筐体が安くて数百万みたいな、高い筐体が当たり前になり、自宅では遊べないゲームがある。と。
これは昔もそうなんです。昔もそうなんですけど。

若い人を置いて行ってしまうかもしれないけど、それこそSEGAのスペースハリアーだとか、ハングオンみたいな体感型筐体。
みたいな、子供の憧れのハードがある!
って言う感じではなくて……。

なんていうんでしょうか。
例えば100円でプレイしたら必ずカードが1枚印刷されるとか。
なんか、昔と1プレイの価値が違うんですよ。
同時にゲーセンの1プレイの価値も変わってきている気がして。

今のゲームは平等?感があるのか分からないんですけど……。
基本的に100円で遊べるゲームのプレイ時間というのに前後が出ないゲームが多くなりました。
これはゲームが下手な人も、ゲームが上手い人も一切関係無く100円という価値は変わらず遊べる。という物が多く。
昔の100円握りしめて、プレイするのに難しすぎて瞬殺で終わり。みたいな事は本当に無いんですよね。

もちろんゲーム開発をしている人達は、そういうゲームが作りたい!という事もあり、シューティングゲームや格闘ゲームを中心として、開発は進んでいますし、新作も出るんですが。
今のゲームセンターの空気を持っている「アミューズメント施設」的なゲーセンには導入が見送られます。

何が言いたいかって。
ゲームのプレイの価値。ゲームを遊ぶ価値。100円の価値。
これらが、ゲームセンターを昔から追いかけていると、徐々に移り変わっているのが分かるんです。
だからこそ、若い人達のゲーマーと言わば、昔からのゲーマーで価値に相違が発生している。
のかもしれないなって。

良くゲームセンターで遊ばずにゲーセンそのものを見つめてて感じる八神なのでした。
昔の空気も良くて今の空気は家族やカップルで来てもすごい遊びやすいまた良い空気だから。
共存が出来るのが一番良いと思うんだけど。どうしても、共存が許されていないのか、古い空気のゲーセンが潰れてしまっている現状を見ると。
なんだか寂しいなぁ。と思いながら古いゲーセンのタバコのヤニで黄ばんだ壁を見ながら。
きったねえなぁと笑いつつ、ちょっとだけ寂しくなる八神なのでした。