若さという悩み

ブログ的なやつ

面白いなぁって思った話なんだけど。
最近なんだか年下の相談を聞く事が多い。
それを色々とまとめていくと共通点が見えてくる。
ちょっとそれが可愛く見えた。そんな話。

例えば学校の事でもいいし仕事の事でもいいし。
最近だと進学の話だったり新環境での相談がちょっと多めな気がしている。
まぁもちろん、性別や年齢、環境などによって相談の内容の詳細は異なるんだけど……。
よくよく聞いていくと、大体ぶつかっている事は。

経験した事が無いから場数が足りない。その中でどれが判断として正解なのかが分からないのが不安。
みたいな相談を受ける事が多い。
やったことがないいったことがない経験したことがない場所に行くんだからやっぱり不安よね。
でも昔と違ってきっとネットにはたくさん情報が転がっていて、良くも悪くも参考情報がありすぎる。

不安な事を調べた時って「上手く行く方法」を調べるんだよね。そしてそのモデルケースを目にする。
自分もそうでありたい。そういう風にしたい。という気持ちを持って、多分頑張るんだけど。
まさにその「経験した事が無いから」こそ、感受性が高くてその行為に対しての影響がスポンジのように吸収力高く得られるのが若さの特権だと思っていて。

だからこそ、その経験した事が無い不安だ!
って言う気持ちは本当に若さ故に発生していて、それは本当に特権というか超メリットみたいな物だと個人的には思ってるんですよね。
多分自分の中ではそんな事も経験した事がない。みたいな弱点だと思っているんだろうけど年上が偉そうにアドバイス出来るのはそのスポンジを既に経験した後だからだし。
若いが故に場数を踏んでないって言うのは実は本当に強い魅力だと思っている訳ですよ。

きっとね、そのスポンジで吸うのが甘い蜜なのかそれとも、泥水なのかは結果次第だと思うの。
それによって辛い思い出になったりだとか、楽しい思い出になったりだとかって言うのも違うだろうし。
だけどそれが良い結果でも悪い結果でも、それを反映した自分の中でだからこそ、次はこうしよう。みたいな経験値が溜まるから。
その時に感じた「次はこうしよう」の選択肢の結果が個性になってきて、それが人を構成すると思うし。

だからね、場数が足りないって言う不安ってたくさんあるんだと思うんだけど、それは何も悪い事じゃないので。
どんどん、新しい舞台に飛び出して、不安かもしれないけどその中で得られた物を自分の中に取り込んで行って。
是非とも不安の中で、不安の中でというと響きが悪いけど。
不安があるって言うのはなんでかって言ったらその環境の中に期待があるから。
つまり裏返しのような関係になっているだけだから。
その不安があるだけの期待を持って、学んで貰いたいなって。

思いました。って言うおっさんの話でした。