ゲーム業界で働きたいですか?(切れ味高いかも)

ブログ的なやつ

ゲーム業界で働きたいんですよ!って人結構いたりすると思うんです。
だけど冷静に考えて貰いたいんですよね。
ゲーム業界で働くって意味って。どういう事なんだろう?
そういう真面目な話を。

ゲーム業界で例えば何かを作りたい!って思うのまではいいです。
じゃあゲーム業界で作りたいって思ったそれは。
ゲーム業界でしか作れない物なんですか?

ゲーム業界って個人的な意見も含みますけど。
どうしても認められるまでは、自分が作りたい物が作れる会社って言うよりかは。
どちらかと言えば、上から言われた物を作り続ける仕事となります。
そこに「自分」を出す事が許されない場合も多々発生します。

だって、ゲームを買ってくれるみんながみたいのって。
例えばFFの新作だったりだとか。
そういう「完成された世界観の先」であって、そこにあなたが感じる「僕が考える最高のFF」みたいなエッセンスは1mmも求めてないんですよ。そんな良く分からない物に7800円も支払ってられないんですよ。
そんなくだらない物は、適当に同人作品でも作ってろって話なんです。

プロの仕事ってそうじゃないんですよ。
何十人、何百人のプロジェクトに参加している人間を巻き込んで。
みんなが納得して「それを作りたい!」と感じられる。「それを届けたい!」と感じられる。
そういう作品を作っていく事が、いつだって求められている訳です。

その中の複数人を巻き取って、巻き込めるようになって、ようやく自分の色が出てきます。
ここまでのプロセスは正直、年単位の時間がかかる場合もあります。
または、それよりも速攻で何かを作り出したいと思う場合は、間違い無くロジカルな考え方をもって、時に上の人と戦って、相手の論理武装を解除させるだけの考えを提示する必要が求められます。

それは「ゲームが好き」とか、そういう話とか。
ぶっちゃけどうでもいいんですよ。
働く上で考えたら。

なんでこれをこうしないと「ゲームをプレイしてくれる人に届かないのか」って言う。
真剣に考えた結果が必要なんですよね。

長々と話したんですが……。
ゲームを作りたい!と相談してくれる人の事は一度完全に論破します。
例えば「だったらそれスーパーでpop作るのでいいじゃん」とか。
そういう風に今感じている「業界に行きたい」という気持ちを一度論破して、絞りかすしか出ないようにした時に。
ようやく、ゲーム業界に行きたいって気持ちの根っこの部分が見えたりして。

何かしらゲーム業界で働くのであれば、「今のゲーム業界を変えたい!」とか。
強い気持ちを持って貰って居ないと継続が出来ないと思うんです。
一番不幸せなのは中途半端な憧れを持って、ゲーム業界に進んで、25歳以後ぐらいで、諦めて手に職がゲーム業界特化の状態で、転職。ってなった時に本当に何も武器を持っていない状態で社会に放り投げられるのが一番怖いと思うんです。

憧れだけを持って、戦うって実は怖い事なので。
日付跨ぎまくりで申し訳無いんですがwwwwww
更に明日は、その憧れを声優業界に向けて行きたいと思います。
これは私の古傷を抉る内容でもあるんだけど。そういうのもありかなって。
なんつって!