成長痛

ブログ的なやつ

やはり月が変わると動画の数字などを確認していく。
これは、どういう傾向があるのか。どういう動画だったら男性比率はどれぐらいで。
どこら辺で動画の再生を止めてしまうきっかけを与えているのか。
その中で感じるそういう話。

結果としてゲーム実況をやる限り、動画の取れ高調整をする為には方法が限られる。
・動画の一部を切り捨てて編集で面白い場所を繋げる
・明らかに狙ったプレイをして取れ高を作る。

これらは八神動画では絶対にやらない事だ。
ゲームというのは正直な話、例えばプレイ時間が100時間あった時に100時間が面白い事は無い。
どうしても、その中で中だるみする時間だったり頭を抱える時間だったり、などがある。

これらを全て見せない。とすれば「ゲームとしては間違い無く面白い動画」になる。
しかしながら、その人が本当にゲームを手に取ってくれた時に、ギャップが生じる可能性がある。
ゲーム実況者だからゲームをつまらなそうにプレイしてはいけない。とは自分は思わない。
書いた通り、面白く無い時間って言うのが最低限生じる訳だから。

ギャップを大量に生む動画は、新しいプレイヤーへの残念感を与える。
それはあんまりしたくないって。

でもそれをそのまま公開するって事は。
ゲームのつまらない時間=動画のつまらない時間が生じる。って事となる。
かといって、じゃあ八神がその時間を埋められる程面白いトークスキルがあるか?って話だが。
だとしたら、多分違う場所で仕事をしていると思う。うん。

話は変わって。
八神は前から話しているが、確かに色々な事を頑張って、動画が見て貰えて楽しんで貰えたらそれより嬉しい事は無いと思っているが。
そこに八神のパワーは言う程かかっていなくて。
毎度毎度面白いゲームの力を借りて、動画を投稿しているつもり。
だから、再生数が伸びても「ゲーム注目度が高い」というぐらいの視点で見ている。

しかしこれは変な話で動画の再生数が少ない時は「つまらないゲームを配信している」とは全く思わない。
だって、面白いと思うゲームを実況しているんだもの。それがつまらない訳ないじゃない。
だからこそ「力不足」を嘆く事もあるし、後悔する事もあるし、ゲームに対して罪悪感を抱く事も当たり前のようにある。

その中で、継続は力なり、なのか。
八神の動画の再生数は一時期から比べると実は3倍以上に膨れていて。
新着動画を見るとあんまり感じないかも知れないが新しいユーザーさんが古い動画から楽しんでくれている事が数字的にも確認が出来ていて。
この数字がまさしく、タイトルにある成長痛を感じさせる事が増えてくる。

数字が成長していると、自身が成長したように勘違いする事も出来るのだが、言う程、自分は感じられなくて。
何故ならばNightCryからきっとやってる事は何も変わらないから。
高校生の精神状態のまま、成長して大人になってしまった。そのような感覚が残る訳で。
もっともっと、自分を成長させなきゃ、もっと楽しんでもらわなきゃ!と思えば思う程にギャップが生まれてきて、挟まれて苦しくなったりしてみて。

きっと自分が思っていた数倍にも「数字のプレッシャー」が生じ始めているみたいで。
この数字と言う奴は本当に憎い。人の事を生かしも殺しもするおっかない化け物なんだよね。

大体八神が落ち込んだりするのは夜なんだけど。
朝起きてバイクで通勤しながら、それについて再度考えても。
「でもやってる事何も変わらないから成長痛って言っても成長しているかどうかも分からないのに痛みだけ伴うのもなぁ」とか。
「成長言うても結果的にゲームのタイトルの力であって、自分は成長してないしなぁ」とか。
ポジティブな事もネガティブな事も考えるのだが。
「やれる事は結果として、八神颯が持っている限界以上は出ないんだから、楽しもうぜ」って開き直って。
またマイクの前で同じようなテンションで違うゲームを始める訳で。

恐らくだけど自分はこれぐらい。
と思っている状態と、現実の状態に「ギャップがあるから」色々と考えたりするんだけど。
上に書いた通り、ギャップがないように包み隠さずやろう!って思っている自分が意外と自分自身のギャップに藻掻いてたりする。

でもきっと。
2年前の八神が今の八神を見たら。
「よーやってるじゃん!すごいじゃん!」って言うんだろうなって考えると。
ちょっとだけ関節が痛い気がするんだけど、少しずつちゃんと。八神の身長が伸びてきてるん、だろう、な。
と思いながら。

ちょっとだけえっへんして。その後に気を引き締めて。
引き締めた所で何も変わらない動画作成だったり創作活動だったりを続けるのです。
2年前より、去年、去年より今。今より未来。
ちょっとずつでいいからちゃんと身長がこれからも伸びたらいーなー。なんて。